まずは6月のおしゃべり会。
雨が降るとか降らないとかいいながら、湿気の多い暑い日曜日。
河野医師のセミナーと重なったため、開始時間を1時間遅らせたのですが、参加されなかった方が誰も開始時刻にいらっしゃらなかったので、
最初の30分くらいはcabonetのとゆるりの二人だけでおしゃべり。
ほどなくして、少しづつ集まってくださり、セミナー終了の1時間後くらいには、bossを除くみなさんがいらしてくださいました。
bossは…会場でいろんな方と挨拶され、お話されていたので、
だいぶ遅くなっての参加となりました。
参加はTさん、きいさん、マツさん、ひーさん、まこさん、タジリンさん、
ハイジさん、Kさん、初参加のすーみんさんとそのお母様。
そして、boss、cabinet、ゆるり。
初参加が一組であったこと、みなさんがいつもより遅くに集まったことで、
すーみんさん親子さんのお話をゆっくり聞くことができました。
みなさんの経過報告をお伺いしながら、やはり病院とのやりとりに
苦労するという話や、河野医師のセミナーの報告などをしあいました。
そして今回は特別ゲスト‘リリムジカ’の梅崎さんがいらしてくださっていたのでご紹介。
梅崎さんは音楽活動をされていて、老人ホームなどにもいかれるそうです。
音楽療法を学んだそうですが、音楽を療法という医学的視点だけの
活動ではなく、‘楽しむ音楽’で笑顔をひきだしたい、そのために
認知症の方をよく知りたいと、おしゃべり会へ来てくださいました。
活動を詳しく知りたい方は「リリムジカ」へ。
梅崎さんは美人さんで明るく元気なかたです。 それに若い。
何か演奏をとお願いしましたら、
「ピアノは持ってこれなかったので、これで…」と
笛を取り出しました。
いわゆる縦笛(リコーダー)ですが、とてもきれいな音色で
学んだ方の音は違うなぁと感心。
「もう一曲」とお願いしましたら、
「ホームなどにいくと鉄板の技があるんです」といい、
もう一本の笛をだして鼻で吹き始めました。 わああ~とみんなで拍手。
「これをすると、関心のなさそうだった男性も目が点になって、そのあと一緒に
参加してくださるようになるんです」と。
確かに、若くてかわいいお嬢さんがいきなり鼻で笛を吹いたら驚きますよね。
もちろん上手できれいな音をだされていました。
アメージンググレイス、癒されました。
参加してくださったみなさんも、思いがけず音楽を耳にすることになり、
一時でも気持ちが安らいだことと思います。
ありがとうございました。
このような演出のあった6月のおしゃべり会でした。
そして7月のおしゃべり会。
梅雨に戻ったのか?いや猛暑か?とハラハラな日曜日。
ゲリラ雷雨も心配でしたが、
たくさんの方がいらしてくださいました。
参加はきいさん、Nさん、タジリン、マツさん、ハイジさん、
初参加のチェリーさん(仮)、
新緑さん(仮)、アーチェリーさん(仮)とboss、cabinet、
ゆるり。
初参加の方が多かったので、もしかしたら話し足りなかった方も
いらしたかもしれません。申し訳ありませんでした。
ただ、後半にはそれぞれでお話できたようですので、常連の方がたには感謝。
初参加の方がたはみなさん、レビーかも…レビーと診断されたばかり…
という方でした。
最近の初参加の方は、みなさん早くから行動され、勉強しようと
前向きでいらっしゃいます。
本も読まれている方も多く、基本的症状は把握されているようです。
でもやはり多彩なレビー。
あれもこれも実はつながっていたということに、驚かれる場合も多いし、
わたしたちにも新しい発見があったりします。
久しぶりに嗅覚異常の話がでました。
レビーは嗅覚異常が早いうちに見られるのでは?との、
突っ込んだ医師の見解発表は見つけられず、家族間でささやかれていた
ことでした。
嗅覚は他人にはわかりづらいことなので、発見も難しいとは思いますが、
久しぶりにこの話題に触れて、なんだか懐かしく思ってしまいました。
ここ数年でレビーをとりまく状況は変化しました。
表題本が出版され、症状やケア方法がアルツハイマーの方がたと
違うことが明記され、治療報告がされ、方向性が定まってきたことで、
レビーとは?という疑問から、どのように治療していくかに
変わってきたように思います。
いいことではあるので、文句はないのですが、個人的にちょっと
寂しかったり…。
あ、おしゃべり会ブログでした。 個人的感情ですね。
続きはわたしの個人ブログで…って宣伝か?
あれこれと個人的悩みや症状の話、病院の話などをしているうちに、
いつものごとく時間いっぱい。
「こういう会があることが救いになります」 「また来てもいいですか」
そういってお帰りになるお姿を見るにつけ、どんなに詳しい本が出版されても、
どんなに楽なケア方法を知ったとしても、
おしゃべりすることには変えられない何かがあると思います。
またの参加をお待ちしています。<ゆるり>