65歳未満で発症する認知症を若年性認知症(若年認知症)と呼びます。
映画「明日の記憶」「私の頭の中の消しゴム」やドラマ「純と愛」等でご存知の方も多いと思います。
全国で、推定3万7800人(人口10万人当たり47.6人)。
(2009年3月厚生労働省公表の調査結果)
でもレビー小体型に限れば、最初から正しく診断される方は、
ほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。
パーキンソン症状から始まった場合は、パーキンソン病。
不眠、頭痛、体調不良、集中力低下などから始まった方は、
うつ病と誤診された例を複数聞いています。
「更年期障害でしょう」と言われた例もあります。
パーキンソン病と診断されたHさんもうつ病と診断されたKさんも
レビー小体型と正しく診断されるまで10年かかっています。
お2人共、大変体調が悪くなってから、やっとレビー小体型と分かりました。しかし適切な治療を受けた後、ずいぶん回復されています。
若年性レビー小体型認知症に関しては、
まだ医学会でもよく分かっていない状態です。
調べても、「進行が早い」など希望の持てる情報は、ほとんど出て来ません。
でも私が、知り合った若年性レビー小体型の方々は、適切な医療やリハビリを受けながら進行を確実に遅らせ、前向きに生活していらっしゃいます。
決して進行が早いとは言えません。
以下、3人の方の体験談へのリンク集です。(私のブログにつながります)
<10年間うつ病と診断されていたKさんの記事>
* 今までの経過 * 症状(幻覚・意識障害)
<10年間 パーキンソン病と診断されていたHさんの記事>
<うつ病と誤診されたominaeshiさんの記事>
*経過・気持ち(全3回)